CROSSexchangeを利用している方から、データをアップロードすると通貨不足エラーが起きてしまうという声を多くいただきました。その原因を調査したところ、CROSSexchange側で取引量の表示桁数が足りないために取得量と売却量で差異が生じてしまっていることが分かりました。

以下に、CROSSexchangeでの通貨不足エラーの具体例と、エラーの解消方法を説明します。

CROSSexchangeの通貨不足エラーの原因

CROSSexchangeではXEXのロックアップ設定を行うことで、毎日配当を得ることができます。例として、「BCHSV」のウォレット履歴を見ていきます。

CROSSexchangeのサイトを見ますと、配当金額が小さい時に「0.00000000」と表示されてしまいます。

CSVをダウンロードしてみても、同じように配当金の数量が「0」となっています。CSVで「BCHSV」の配当金の合計金額を計算してみますと、「0.00000009」となっています。

しかし、実際には「0」と表示されているところもゼロではなく小さな金額を配当金として得ています。したがって、BCHSVをXEXに交換しようとすると、「0.00000021」のBCHSVが減少しています。

したがって、このままの状態でCryptoLinCへCSVをアップロードしますと、BCHSVの残高が「0.00000012」だけマイナスになるため通貨不足エラーになってしまいます。

エラーの解消方法

以上のCROSSexchangeの通貨不足エラーの場合は、CryptoLinC側でシステムで勝手に不足分を修正することはできません。しかし、CROSSexchangeのサイトやCSVを見ても、どの通貨がどのくらい足りないのかも把握できません。

したがって、現状の解決策としてはエラー解消処理のところで「ボーナス」の追加修正をしていただく必要があります。

只今、弊社からCROSSexchangeに対して桁数表示を多くしていただくよう連絡を取っているところです。しかし、現状は自動的にエラーを解消することができませんので、お手数をおかけしますがお客様自身でエラーを解消してください。