MEXCは、海外取引所の中でも特に「取り扱い銘柄の多さ」に強みがある取引所です。国内ではまだ上場していないトークンも早期に取引できるほか、先物取引やEarnといった商品も充実しており、積極的に海外取引所を利用したい人から選ばれています。また、MEXCでは日本円ではなく、USDTなどのステーブルコイン、暗号資産同士の売買が行えます。しかし、取引の自由度が高い一方で、日本の確定申告で必要となる損益計算はどうしても複雑になりやすいという特徴があります。そのため、「MEXCの取引履歴はどのデータを使えばいいの?」「MEXCの損益は、どのように計算すればいいの?」このような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、MEXCで取得できる取引履歴データのダウンロード方法データの見方総平均法・移動平均法の手計算例(現物/レバレッジ取引用)クリプトリンクを使った自動損益計算の方法までを、画像イメージを踏まえながら初心者にも分かりやすく解説していきます。「MEXCでの損益を正確に把握したい」「確定申告に向けて取引データを整理したい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。この記事の要約MEXCでは現物取引、預入、送付、先物取引など複数種類のCSVデータをダウンロードできるが、日本円換算や通貨ごとの整理が必要なため損益計算が複雑になりやすい現物取引、預入履歴明細、送付履歴明細、先物取引明細それぞれでヘッダーの意味が異なるため、どの項目が損益計算に必要かを理解しておくことが重要である総平均法では、取引した暗号資産の取得数量と取得金額の合計から平均取得単価を求め、それをもとに売却原価と売却損益を計算する移動平均法では、取引のたびに保有数量と取得額を更新し、売却時点ごとに平均取得単価を使って売却損益を計算する先物取引については、約定履歴に記録されている「決済損益(USDT)」を合計し、日本円に換算することで年間損益をシンプルに求めることができるクリプトリンクを利用すれば、MEXCの各種取引CSVをアップロードするだけで、総平均法・移動平均法の両方に対応した正確な損益を自動計算でき、確定申告の負担を大きく軽減できるMEXCとはどんな取引所?MEXCは、2018年にサービスを開始した海外の暗号資産取引所です。3,000種類を超える銘柄を取り扱っており、新しいトークンの上場が早いことでも知られています。MEXCで利用できる主なサービスは以下のとおりです。サービス名内容・特徴現物取引(Spot)暗号資産を売買する最も基本的な取引。さまざまな通貨ペアが提供されている。先物取引(Futures)レバレッジを利用した取引が可能。取引量が大きく、活発に利用されているサービス。Earn資産を預けて利回りを得られるサービス。複数の運用商品が用意されている。変換(Convert)暗号資産同士の交換を簡単に行えるサービス。コピー取引(Copy Trade)他のトレーダーが行った取引をそのまま複製することができる機能。DEX+複数のDEXを統合し、最適な取引ルートを提供する分散型取引アグリゲータープレマーケット取引トークン上場前に先行して取引できる機能。新規銘柄に早期アクセス可能。ローン(Loan)暗号資産を担保に資産を借り入れできるサービス。返済条件を選択可能。MEXCでは日本円建ての売買には対応しておらず、USDT建ての取引や、暗号資産同士の取引が中心となっています。そのため、取引履歴には複数通貨が登場し、日本円換算を必要とする場面が多く、損益計算を行う際に手間がかかりやすいという点に注意が必要です。また、MEXCは日本の金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません。そのため、日本居住者向けのサポートや表示内容が国内取引所と異なる場合があり、利用する際は注意が必要です。MEXCの取引履歴データをダウンロードここでは、MEXCで損益計算に利用する取引履歴データの取得方法を解説します。現物取引現物取引の損益を計算する際は、「売買明細(現物取引明細ファイル)」をダウンロードします。Step1MEXCにログイン後、画面上部メニューの人型のマークをクリックし、「注文履歴」の中の「現物取引」を選択します。Step2「取引履歴」を開き、画面右側にある「エクスポート」ボタンをクリックします。Step3表示された画面で、取得したい期間を「日時」から選択し、「生成」ボタンを押します。その後「確認」ボタンを押し、データを生成します。Step4生成が完了すると一覧に対象ファイルが表示されます。「ダウンロード」ボタンをクリックしてファイルをダウンロードしてください。預入履歴明細暗号資産の入金履歴を確認する際に利用するデータです。Step1画面上部の人型のマークをクリックし、「ウォレット」の「資金調達履歴」を選択します。Step2上部タブの「入金」をクリックし、「エクスポート」を開きます。Step3タイプを「入金」に設定し、期間を指定して「生成」ボタンを押します。「確認」ボタンをクリックし、生成が完了したら表示された一覧からファイルをダウンロードしてください。※ツールを利用する際は「ファイルの暗号化する」にはチェックをいれないで取得する必要があります。送付履歴明細暗号資産の出金(送付)履歴を確認する際に利用するデータです。Step1入金と同様に画面上部の人型のマークをクリックし、「ウォレット」の「資金調達履歴」を選択します。その後、上部タブから「出金」を選択し、「エクスポート」ボタンをクリックします。Step2内容を「出金」に設定し、取得したい期間を指定して「生成」ボタンを押します。生成が完了した一覧から、対象ファイルをダウンロードしてください。先物取引明細レバレッジを利用した先物取引(Futures)の履歴を確認する際に利用するデータです。Step1画面上部メニューの人型のマークをクリックし、「注文履歴」の中の「先物取引」を選択します。Step2「注文と取引履歴」をクリックし、画面右側に表示される「注文履歴のエクスポート」ボタンを選択します。Step3エクスポート画面が表示されたら、取引ペアを「全て」、方向を「全て」に設定します。取得したい期間を指定し、「生成」ボタンを押します。生成が完了した一覧から、対象ファイルをダウンロードしてください。MEXCの取引データの見方を解説MEXCでは複数の種類の取引データが取得できますが、ファイルごとに記載されている内容が異なります。ここでは、損益計算を行ううえで把握しておきたいポイントを中心に、各データの見方を解説します。現物取引 以下は、MEXCの現物取引データ(CSV)に含まれる主なヘッダー項目です。それぞれの意味と、損益計算を行う際の確認ポイントを表にまとめています。ヘッダー名説明Pairs取引ペアを表します。例:BTC_USDT、ETH_USDTなど。どの通貨同士を売買したかを確認します。Time取引が約定した日時です。為替レート(円換算レート)を取得する際の基準になる重要な項目です。SideBuy(購入)または Sell(売却)。損益計算の前提となる方向を確認します。Filled Price約定した1単位あたりの価格です。通常はUSDTなどの基軸通貨建てで記録されます。Executed Amount約定数量を表します。実際に売買された暗号資産の数量(例:0.05 BTC)が記録されます。Total取引の合計金額です。通常は「基軸通貨建て」で記録され、Filled Price × Executed Amountの値となります。Feeその取引で発生した手数料です。Rolemaker(板に注文を置いた側)かtaker(既存注文にぶつけた側)かを示します。手数料率の違いに関係します。預入履歴明細 預入履歴明細(入金データ)には、外部ウォレットや他の取引所からMEXCへ入金した情報が記録されています。以下は各ヘッダーの意味をまとめた表です。ヘッダー名説明ステータス入金処理の状態を示します。通常は「成功(Success)」となり、着金が完了したことを意味します。時間入金が処理された日時です。資産移動の証跡として利用します。暗号資産入金した通貨の種類が記載されます。入金額実際にMEXCのウォレットへ入金された数量です。ネットワーク手数料などが差し引かれた後の数量が表示されます。トランザクションID(TxID)ブロックチェーン上の取引IDです。入金の確認やトラブル時の照合に使用します。進捗入金処理の進行状況を示す項目です。送付履歴明細 送付履歴明細(出金データ)には、MEXCから外部ウォレットや他の取引所へ暗号資産を送金した情報が記録されています。以下は各ヘッダー項目の意味をまとめた表です。ヘッダー名説明ステータス出金処理の状態を示します。通常は「成功」で、送金が完了したことを意味します。時間送金が実行された日時です。資金の移動時刻として重要な項目です。暗号資産出金した通貨の種類が記載されます。申請金額ユーザーが送金を申請した数量です。実際の決済金額とは異なる場合があります。出金先アドレス資産の送付先となるウォレットアドレスです。送金先を確認する際に使用します。トランザクションID(TxID)ブロックチェーン上の取引IDです。送金が正確に行われたか確認する際に利用します。取引手数料送金時に発生したネットワーク手数料です。多くの場合、送金した通貨で差し引かれます。決済金額取引手数料を差し引いた後、実際に送金された数量です。先物取引明細先物取引明細には、先物取引(レバレッジ取引)で約定した内容が記録されています。損益計算で使用する重要なデータが多く含まれているため、各項目を理解しておくことが大切です。以下にヘッダーの意味をまとめています。ヘッダー名説明時間(UTC+8)取引が約定した日時です。日本時間とは異なるため、換算する際は注意が必要です。先物取引ペア取引した銘柄ペアを示します。例:BTC_USDT、ETH_USDTなど。方向「Buy(ロング)」「Sell(ショート)」のどちらの取引かを示します。レバレッジ取引に使用したレバレッジ倍率です。例:5、20など。注文の種類(Order Type)MARKET、LIMITなど、注文方法の種類が記載されます。注文数量注文時に設定した数量です。約定数量実際に約定した数量です。部分約定の場合は注文数量と異なることがあります。単価数量の単位を示す列です。注文価格注文を出した際に設定した価格です。指値注文の場合に利用されます。平均約定価格約定が複数回に分かれた場合の平均価格です。損益計算で利用します。決済損益この取引で発生した損益が記録されています。プラスなら利益、マイナスなら損失です。取引手数料先物取引にかかった手数料です。損益に反映する際に必要となる項目です。手数料支払い暗号資産手数料がどの通貨で支払われたかが記載されています。ステータス「成功」など、取引の処理状態を示します。【手計算】総平均法で損益を確認する総平均法とは、購入した暗号資産の取得単価をすべて平均して計算する方法です。複数回に分けて購入した場合でも、平均値を使うことで計算がシンプルになり、多くの個人投資家が利用しています。総平均法の基本的な計算式は次のとおりです。取得単価 = 取得金額合計 ÷ 取得数量合計売却原価 = 売却数量 × 取得単価損益額 = 売却金額 - 売却原価 - 売却手数料今回は計算をシンプルにするために、日本円換算を行う際は1USDT=150円固定として計算します。(※実際の申告では正確な為替レートを使用する必要があります。)現物取引BTCの損益を総平均法で計算するには、まずMEXCからダウンロードした現物取引データの中から、BTC_USDTのBUY/SELLの行だけを抽出する必要があります。そのうえで、計算に必要となる金額や数量を整理していきます。今回は以下のBTC-USDTの取引データを使用して計算します。Step 1:関連する数値を抜き出す最初に、総平均法に必要な項目を抜き出します。総平均法の計算に使用する項目は次のとおりです。BUY(購入)取引の項目Executed Amount(購入数量)Total(購入金額・USDT)PairsTimeExecuted AmountTotalBTC_USDT2025/01/08 14:210.05 BTC4850.00 USDTBTC_USDT2025/05/27 18:330.02 BTC2200.00 USDTBTC_USDT2025/08/11 15:560.02 BTC2400.00 USDTBTC_USDT2025/10/09 12:290.04 BTC4920.00 USDTSELL(売却)取引の項目Executed Amount(売却数量) Total(売却金額・USDT)PairsTimeExecuted AmountTotalBTC_USDT2025/04/19 11:050.04 BTC3360.00 USDTBTC_USDT2025/11/26 9:180.08 BTC7040.00 USDTStep 2:各項目の合計を算出する抽出したBTC_USDTの取引から、適切な合計値を計算します。取得数量合計(BUY の Executed Amount 合計)= 0.13BTC取得金額合計(BUY の Total 合計)= 14,370USDT(2,155,500円)売却数量合計(SELL の Executed Amount 合計)= 0.12BTC売却金額合計(SELL の Total 合計)= 10,400USDT(1,560,000円)Step 3:損益額を算出するまず、Step2で計算した値を使って取得単価を求めます。取得単価(USDT/BTC)= 取得金額合計 ÷ 取得数量合計取得単価(USDT/BTC)= 取得金額合計 ÷ 取得数量合計 = 2,155,500円 ÷ 0.13BTC = 16,580,769円続いて、売却原価を計算します。売却原価(USDT)= 売却数量合計 × 取得単価 = 0.12BTC × 16,580,769円 = 1,989,692円売却損益は次の式で求めます。売却損益(USDT)= 売却金額合計 - 売却原価 = 1,560,000円 ー 1,989,692円 = - 429,692円となり、BTCの取引では429,692円の損失が出ていることが分かります。レバレッジ取引レバレッジ取引は、現物取引のように取得単価を計算する必要がなく、決済時に記録される「決済損益」と手数料のみで計算できます。Step 1:関連する数値を抜き出す先物取引(ETH_USDT)の取引明細から、方向が「sell long」の取引から損益計算に必要な以下の項目を抜き出します。決済損益(USDT)時間 (UTC+8)決済損益2025-01-15 11:20:5120.24232025-03-01 11:18:2274.4740Step 2:各項目の合計を算出する次に、抽出したそれぞれの「決済損益(USDT)」を、今回の前提である1USDT=150円で円換算していきます。2025/01/15 の取引20.2423 × 150円 = 3,036円2025/03/01 の取引74.4740 × 150円 = 11,171円Step 3:損益額を算出する最後に、円換算した各取引の損益を合計します。3,036円 + 11,171円 = 14,207円となり、14,207円の利益が出ていることが分かります。【手計算】移動平均法で損益を確認する移動平均法とは、購入のたびに取得単価を再計算し、都度更新していく方法です。購入の順序やタイミングが損益に反映されるため、総平均法よりも「取得時系列」を重視したい場合に適しています。移動平均法の基本的な計算式は次のとおりです。新しい取得単価 = (直前までの評価額 + 今回の購入金額) ÷ (直前までの数量 + 今回の購入数量)売却原価 = 売却数量 × 最新の取得単価損益額 = 売却金額 - 売却原価 - 売却手数料今回は、BTC-USDTの現物取引データを使って移動平均法で損益計算を行います。また、日本円換算は総平均法と同じく 1USDT=150円固定 で行います。(※実際の申告では正確な為替レートを使用する必要があります。)現物取引移動平均法では、購入するたびに取得単価が更新される点が最大の特徴です。そのため、まずはBTC_USDTの取引データを時系列順に並べ、購入・売却がどの順序で行われたかを確認します。Step 1:関連する数値を抜き出す移動平均法では、購入と売却の順番が非常に重要です。そのため、取引履歴を時系列に並べ、次の項目を取引ごとに記録していきます。Executed Amount(約定数量・BTC)Total(取引金額・USDT)保有BTCの数量(毎取引後に更新)保有BTCの評価額(USDT → 円換算)更新後の平均取得単価これらの項目を整理したのが、以下の表です。TimeSideExecuted AmountTotal保有しているBTC保有しているBTCの取得額(1USDT=150円)平均取得単価2025/01/08 14:21BUY0.05 BTC4,850 USDT0.05 BTC727,500 円14,550,000 円2025/04/19 11:05SELL0.04 BTC3,360 USDT0.01 BTC145,500 円14,550,000 円2025/05/27 18:33BUY0.02 BTC2,200 USDT0.03 BTC475,500 円15,850,000 円2025/08/11 15:56BUY0.02 BTC2,400 USDT0.05 BTC835,500 円16,710,000 円2025/10/09 12:29BUY0.04 BTC4,920 USDT0.09 BTC1,573,500 円17,483,333 円2025/11/26 9:18SELL0.08 BTC7,040 USDT0.01 BTC174,833 円17,483,333 円移動平均法の理解を深めるために、上記の表がどのように計算されるかを整理すると次の通りです。列名役割計算内容Executed Amount約定数量(BTC)取引データからそのまま抜き出しTotal取引金額(USDT)同じく取引データを使用。BUYは取得額、SELLは売却額保有しているBTC取引後の保有数量前行の保有数量 ± Executed Amount(BUY→増、SELL→減)保有BTCの取得額(円)保有しているBTCの原価合計BUY:前の取得額 +(Total×150円)SELL:前の取得額 −(売却数量×平均取得単価)平均取得単価1BTCあたりの原価BUY:保有BTCの取得額 ÷ 保有数量SELL:取得単価は変更なしStep 2:各項目の合計を算出する次に、移動平均法で損益を計算するために、売却取引に関係する項目をまとめます。移動平均法において整理すべき項目は以下の3つです。売却数量売却金額(円)売却時点の取得単価対象となる売却取引(SELL の行)TimeSideExecuted AmountTotal平均取得単価2025/04/19 11:05SELL0.04 BTC3,360 USDT14,550,000 円2025/11/26 9:18SELL0.08 BTC7,040 USDT17,483,333 円対象となる売却取引から整理すべき項目します。1.売却数量売却行の Executed Amount をそのまま使用します。1回目:0.04BTC2回目:0.08BTC2.売却金額(円)Total(USDT)に 1USDT=150円 を掛けて円換算します。1回目:3,360 × 150 = 504,000円2回目:7,040 × 150 = 1,056,000円3.売却時点の取得単価移動平均法では、売却の時点における平均取得単価を使用します。売却行を見ると1回目:14,550,000円2回目:17,483,333円売却原価はこの単価を使って個別に計算します。Step 3:損益額を算出するStep2 で整理した売却数量売却金額(円)売却時点の平均取得単価を使って、各売却取引ごとの損益を計算します。売却原価の計算式売却原価(円)= 売却数量 × 売却時点の平均取得単価売却損益の計算式売却損益(円)= 売却金額(円)- 売却原価(円)1回目の取引では売却原価(円)= 売却数量 × 売却時点の平均取得単価 = 0.04BTC × 14,550,000円 = 582,000円売却損益(円)= 売却金額(円)- 売却原価(円) = 504,000円 ー 582,000円 = -78,000円2回目の取引では売却原価(円)= 売却数量 × 売却時点の平均取得単価 = 0.09BTC × 17,483,333円 = 1,398,667円売却損益(円)= 売却金額(円)- 売却原価(円) = 1,056,000円 ー 1,398,667円 = -342,667円2つの取引の損益を合計すると損益 = -78,000円 +( -342,667円) = -420,667円となります。レバレッジ取引移動平均法では、レバレッジ取引の損益計算方法は現物取引とは異なり、平均取得単価を計算する必要はありません。MEXCの先物取引では、決済されたタイミングで 「決済損益(USDT)」 が明細に記録されているため、この数値を円換算するだけで損益を求められます。上の明細から必要箇所を抜き出します。時間 (UTC+8)決済損益(USDT)2025-01-15 11:20:5120.24232025-03-01 11:18:2274.4741つ目は、2025/01/15 11:20:51 の決済で20.2423USDTの利益が発生しています。この取引を円換算すると、20.2423 × 150円 = 3,036円の利益です。続いて、2025/03/01 11:18:22 の決済では74.4740USDTの利益が記録されており、同様に円換算すると、74.4740 × 150円 = 11,171円の利益になります。これら2つの取引を合計すると、3,036円 + 11,171円 = 14,207円となり、レバレッジ取引(先物取引)の年間損益は14,207円の利益であることが分かります。【損益計算ツール】クリプトリンクで損益を確認するMEXCでは、現物取引・預入/送付・先物取引などの明細をCSV形式でダウンロードできます。しかし、取引件数が多い場合や複数銘柄を扱っている場合、手作業で損益を集計するのは非常に手間がかかります。とくに、取引ごとに通貨単位が異なる売買と預入/送付の関係を整理する必要がある先物の損益が別ファイルに分かれているといった理由から、手計算ではミスが発生しやすくなります。こうした場合には、クリプトリンクの損益計算ツールを活用することで、正確かつ効率的に損益を算出できます。MEXCの取引履歴に対応した損益計算が可能クリプトリンクは、MEXCでダウンロードできる主要な取引CSVファイルに対応しており、取得した明細をそのままアップロードするだけで自動計算が可能です。クリプトリンクでできることMEXCの取引履歴をそのままアップロードするだけでOK現物取引・先物取引・預入/送付の自動判定と集計総平均法・移動平均法の両方に対応年間損益計算書・確定申告用PDFを自動作成複数銘柄・複数取引種別が混在していても正確に集計手計算とツールの計算結果を比較してみるこの記事では、MEXCのBTC現物取引を例に、総平均法と移動平均法の2つの計算方法について、手計算とクリプトリンクの自動計算結果を比較します。クリプトリンクでは為替レートを自動で取得できますが、今回は手計算との条件を揃えるため、1USDT=150円に統一して計算しています。また、BTCを購入する際に使用したUSDTについても、150円で取得した前提で明細を反映しています。【総平均法】MEXCの損益計算結果【移動平均法】MEXCの損益計算結果今回の比較からも分かるように、クリプトリンクはMEXCの複雑な取引内容を正確に再現し、総平均法・移動平均法いずれでも安定した損益計算結果を提供できます。MEXCでの取引量が多い方や、取引履歴の整理に時間がかかっている方は、クリプトリンクを活用することで、確定申告の負担を大きく軽減できます。まとめMEXCは取り扱い銘柄が多く、先物取引やさまざまなサービスを利用できる一方で、日本円建てではない取引が中心となるため、損益計算はどうしても複雑になりがちです。現物取引や先物取引に加えて、預入や送付の履歴も含めて整理する必要があり、手作業だけで年間の損益を正確に把握するのは簡単ではありません。本記事では、MEXCでダウンロードできる各種CSVの見方を整理し、BTC現物取引を例に総平均法と移動平均法それぞれの手計算手順を紹介しました。総平均法は計算がシンプルな一方で、移動平均法は時系列の変化をより正確に反映できるなど、計算方法ごとの特徴も確認できたと思います。また、先物取引については、約定履歴に記録されている決済損益をもとに日本円換算することで、比較的シンプルに損益を求められることも確認しました。しかし、取引件数や取引所が増えるほど、手計算だけで管理するのは現実的ではなく、ミスのリスクも高まります。クリプトリンクを活用すれば、MEXCの取引履歴をそのままアップロードするだけで、総平均法と移動平均法の両方に対応した損益計算を自動で行うことができます。手計算の流れを理解したうえでツールを使うことで、計算ロジックへの理解も深まり、確定申告に向けた準備をより安心して進められるはずです。関連記事KuCoin(クーコイン)の損益計算はどうやる?取引履歴データから正確に収支を出す方法を徹底解説メルコイン(メルカリ)の収支計算方法を徹底解説!履歴エクスポートから手計算・ツール活用まで